Heartmade
森と人
meguruに込めた想い
わたしにとって木との一番古い記憶は、
幼少期に遊んでいた色んな樹種の
無垢の木でできた積み木と、
母が好んでいた無垢の家具たちの
手触りや、香りです。
子どもながらに
「この木は硬い、やわらかい、
白い、赤い、匂いが違う」と思った記憶は
忘れっぽい私にしては珍しく残っている幼少期の記憶なのです。
大人になった今でも
やさしく、穏やかで、やわらかく、あたたかい、
木のぬくもりや香りにふと触れたとき、
どこか懐かしい安らぎを感じます。
物や情報に溢れ、
目まぐるしい暮らしを送る日々、
日常に森のなかで深く深呼吸をしたときのような瞬間を。
そんな想いからmeguruに込めました。
日常のなかで、背伸びをせずに
「自分を労わる時間」をつくれるように。
自分を労わることを、気取ったことや
余裕がある人のすることではなく、もっと軽やかなものに。
忙しない日の合間や
自分を「情けないな」なんて思ってしまう夜に、
ありふれた日常に
meguruがありますように。
まごころを込めて。